オメガスピードマスターの小話
僕が大好きなスピードマスター
手巻きのプロフェッショナルが別名ムーンウォッチとして有名だけど
2ダイヤル初代はともかく、横目3ダイヤルの2代目から現行8代目までほぼ見た目は変わらないのだ(下がりrやステップ文字盤は割愛
今はムーンウォッチの派生として2ダイヤルの初代57s復刻のコーアクシャルモデルがあるが、
手巻きプロフェッショナルはムーンウォッチとしてずーっと変わらず売られている
それに比べ自動巻きのモデルの系譜がとても面白い
まずはムーンウォッチの廉価版として小ぶり39サイズながら瓜二つの顔を持つスピードマスターリデュースドが生まれた
リデュースドは残念ながら2007年辺りのマスタークロノメーター化の流れに対応出来ず廃盤になるが、ムーンウォッチ以上に限定や記念モデルが多い(シューマッハやオリンピックなど
リデュースドと同じくして、ムーンウォッチのデザインを押さえながら、縦三つ目にデイト窓がついたスピードマスターデイトもまたリデュースドの派生モデルとして生まれていた
デイトは実用性が高く、そこからトリプルカレンダーも派生
トリプルカレンダーは前期とクロノメーター化の後期があるが、ポインターデイトの視認性や8針の整備性などであんまり人気がなく、廃盤になった
デイトはというと、、、
初代六角リューズはめ込みバックル
中期キムタクモデル、シームレスバックル
後期クロノメーター化ベゼル色付きサイズ39から40へ
最終インダイヤル横目デイト位置3から5時位置
かなり長い間マイナーチェンジしている
更に
最終型をベースにコーアクシャル化まで果たしてスピードマスターレーシングとして生き延び
今は2ダイヤルになりながらもレーシングのデザインそのままに、まだ現行としてレーシングは売られている
なんとそこから更に派生して(先祖返り?
現行の38サイズスピードマスターになったのだ
デイトの系譜恐るべし
細かい事を言えばリデュースドより先にマーク3が自動巻きとして生まれている
マーク3からリデュースドとデイトが派生しているが、マーク2やマーク3はムーンウォッチ顔ではないので割愛
あと38スピードマスターはデザイン的にはリデュースドの系譜とも言えなくはない
上記の通り、とにかくスピードマスターはマイナーチェンジや派生モデルが枝分かれし、好きな人以外には理解がされないモデルもある
いかんせん種類が多いのだ
しかしながら、スピードマスターを流行らせたのは一世代限りのリデュースドか、はたまた複雑かつマニア受けするデイトの系譜ではなかろうかという持論をオメガ好きと日々話すのが楽しみなのだ
お付き合い、ありがとうございました